『サーカスTCDX』をそのまま設営するとスカートが浮きやすいです…。
風でスカートが「ビラビラ」と揺れてスキマからテント内に冷気や風が侵入してきます。
\対策方法/
『サーカスTC DX』のスカートが浮く問題を解決するには、
- スカートの「中央にあるゴムの輪っか」をペグダウン
- スカートの「両端にあるフック」をペグダウン
してスカートを固定します。
- スカート中央にあるゴムの輪っかをペグダウンするときは奥深くガッツリ打ち込んでください。
- 打ち込みが浅いと風が強いときにゴムの輪っかがスポッと抜けます。
\ポール切断/
- サーカスTC DXのポールを8cmカットしました。
- スカートが浮くにくくなって地面にベッタリつきます。
- ポールカットは自己責任でおこなってください。
タップできる目次(もくじ)
(参考)地面を掘ってセンターポールを埋めた状態
砂利サイトの地面を「7cm」ほど掘ってセンターポールを埋めた状態です。
スカートが浮いていません。
サーカスTC DX本体のスカート
サーカスTC DX本体のスカートがしっかり地面についています。
フロントフラップのスカート
フロントフラップのスカートも地面にベタベタになって良い感じです。
- 付属品のサブポールは使っていません(フロントフラップのスカートが浮くので…)。
- 長さを調整できるFIELDOORのポールを使っています。
- 付属品のサブポールより短い状態で使用。
- 付属品のサブポール(200cm)
- FIELDOORのポール(3本連結にして180~190cmで使用)
正面から見た状態
センターポールを埋めて設営したサーカスTC DXを正面から見た状態です。
『サーカスTC DX本体』と『フロントフラップ』のスカートが浮いていません。
サーカスTC DXの『スカート・中央』をペグで固定する
サーカスTC DXのスカートは真ん中にゴム(輪っか)があります。
『輪っかのゴム』をペグで固定。
この中央にある『ゴム輪っか』をペグダウンするとスカートのバタつきが小さくなるので忘れずに固定してください。
「ペグでスカートを固定する・しない」でスキマ風の入り方がかなり違います。
- ペグを奥深くガッツリ打ち込んでください。
- 打ち込みが浅いと風が強いときにゴムの輪っかがスポッと抜けます。
サーカスTC DXの『スカート・端』をペグで固定する
サーカスTC DXのスカート両端には上の写真のように『フック』(輪っか)がついています。
この左右にあるフック(輪っか)をペグダウンするだけです。
スカートの端にあるフック(輪っか)をペグで固定する方法は2種類あります。
- ペグ1本でまとめて固定する
- ペグ2本でそれぞれ固定する
ペグ1本でまとめて固定する
『サーカスTC DX』の2辺にあるスカートの端にあるフック(輪っか)を1本のペグでまとめて固定します。
- ペグの本数が残り少ない人
- ペグを打つのが面倒くさい人
におすすめです。
ペグ2本でそれぞれ固定する
『サーカスTC DX』の2辺にあるスカートの端にあるフック(輪っか)を2本のペグでそれぞれ固定します。
スカートをしっかり固定できる。
2本のペグでそれぞれ固定するのは少し面倒くさいですが、スカートの浮きを防止するには効果的です。
『サーカスTC DX』は普通に設営するとスカートが浮きやすいので、中央と端部分のペグダウンはぜひ試してみてください。
- ペグで固定してもスカートの浮きを完全に防ぐことはできません。
- センターポールが長いのでスカートが地面にべったりつかない…。
- サーカスTC DXの構造上、風が強いときはバタバタします。
フロントフラップがある前側
『サーカスTC DX』のフロントフラップがある前側です。
斜めにクロスするようにペグで固定しました。
フロントフラップがある前側はペグ1本でまとめるより、ペグを2本使った方がしっかり固定できます。
スカートの中央と両端をすべてペグで固定した状態
『サーカスTC DX』のスカートの中央と端をペグで固定しましたが微妙にスカートは浮いています…。
(やっぱりセンターポールが長いような気が…)
風が強いときは多少バタバタしますが、何もしないよりはマシです。
サーカスTC DXのセンターポールを切断・カット(2022/04/28追記)
サーカスTC DXのセンターポールを「8cm」カットしました。
うまくできるか不安がありましたが、無事にポールの切断が成功。
スカートが浮きにくくなって地面にベッタリついているのがわかるでしょうか?
ポールが短くなったことで、切断後の写真では「火気厳禁」の注書きのタグが隠れています。
- ポールカットは自己責任でおこなってください。
- 一度ポールを切ると元の状態にもどすことはできません。
使用した道具|パイプカッター
ポールカッターは『高儀 GISUKE パイプカッター φ6mm~50mm PC-300』を使いました。
サーカスTC DXのセンターポールは直径32mm
- 「φ4mm~32mm」と迷いましたが、対応する太さに余裕がある「φ6mm~50mm」を選びました。
- 「φ4mm~32mm」だとサーカスTC DXのポールの太さギリギリで不安があったのも理由の1つです。
- 今後「直径32mm」より太いポールを切ることがあるかもしれないので「φ6mm~50mm PC-300」の購入を決定。※
※例えば、DODの『レンコンテント2L』のポールを切る。
高儀GISUKEパイプカッターPC-300の切断能力
切断能力は、
- φ6mm~50mm
- 最大肉厚3mm
です。
高儀GISUKEパイプカッターPC-300の対応パイプ
対応するパイプは次のとおりです。
- スチール
- 銅
- 真鍮
- アルミ
- 塩ビ
ポールをカットする前(スカートが浮きやすい)
ポールカット前のサーカスTC DX・幕内です。
スカートが全体的にフワッと浮いているのがよくわかります。
テントを外側から見た状態
ポールカット前のテント外側です。
やっぱりスカートが浮いています…。
ポールをカットした後(スカートが地面にべったりつく)
ポールカット後のサーカスTC DX・幕内です。
センターポールを「8cm」切断した後はスカートがほとんど浮いていません。
8cmカットで大正解
テントを外側から見た状態
ポールカット後のテント外側です。
スカートが地面にベッタリとついています。
- ポールカット後は『ペグの位置』や『ベルトの張り具合』を調整してください。
- ポールが短くなったことで今までと微妙にかわります。
ポールカットの練習
サーカスTC DXのセンターポールを切る前にホームセンターで短いスチールパイプを買って切断の練習をしました。
『太さ28mm・長さ30cm』のパイプが、
激安価格の「110円」
で売っていたので遠慮なくガンガン切ることができます(失敗しても平気)。
練習前
カット練習用に買ったスチールパイプを切る前の状態です。
練習後
繰り返し練習用のパイプを切っていたらスムーズにスパッとカットできるようになりました。
慣れてコツがわかると楽チンです。
キャップはドライヤーで温めるとすっぽり抜ける
ポール先端の『キャップ』はドライヤーで温めると簡単にすっぽり抜けます。
温めずにそのまま抜こうとするとガチガチに固いので気をつけてください(ガチで抜けないです…)。
ポールカッターを使ってサーカスTC DXのポールを切断
ポールカットの本番です。
実際に『サーカスTC DX』のセンターポールをポールカッターを使って切断します。
使用方法
ポール切断の流れはあえて省略します。
自分で自信を持ってカットできる方だけ試してください。
完了
無事にサーカスTC DXのポールカットが完了しました。
8cmカット
多少バリがありますが、先端にキャップを装着すれば気になりません。
サーカスTC DXのスカートがバタバタうるさいときはペグダウン
『サーカスTC DX』のスカートが浮く問題を解決するには、
- スカートの「中央にあるゴムの輪っか」をペグダウン
- スカートの「両端にあるフック」をペグダウン
してスカートを固定します。
スカートをペグで固定するのと同時に次の対策を行うとより効果的です。
- センターポールを少し埋める(穴が掘れるサイトは軽く掘っておくと良い)
- テントをパンパンに張りすぎない(スカートが浮きやすくなるのでほどほどに張る)
※(注意)芝生サイトのような穴が掘れないサイトは絶対に掘らないでください。
- テント内で『石油ストーブ』や『薪ストーブ』を使用するときは一酸化炭素中毒に注意。
- 寒いからといって完全な密閉状態にするのはNGです。
- こまめな換気を心がけてください(一酸化炭素チェッカーは必須)。
アルパカストーブはオシャレで映える
アルパカストーブの新色オリーブはオシャレで映えます。
- 手軽に使える暖房器具(冬キャンプの必需品)
- 天板の上で料理ができる(お湯も沸かせて便利)
- 価格がちょっとお高め…(安さを優先するなら「パセコ」がおすすめ)
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