- パワフルで暖かい(暖房出力:3.0kW)
- 専用ケースがついている(持ち運びやすい)
- 見た目がオシャレでカッコいい(置くだけで映える)
- 価格が高い…(年々値上げされている)
- タンク容量が「3.7L」とやや小さめ…(レインボーストーブは「4.9L」)
- タンク一体型で灯油を入れにくい…(給油口が小さいので太いノズルはNG)
アルパカストーブは火力が強くて見た目も可愛いです。
- パワフルで火力が強い → 燃費は悪くなる
- 燃費が良い → 火力はあまり強くない
- 『サーカスTC DX』内で使って外気温にプラス10℃から15℃前後
※テントの大きさ・形状によって暖房効果は異なります。
- 外が「0℃」ならテント内は「10~15℃」くらい。
- 外が「マイナス5℃」ならテント内は「5~10℃」くらい。
- フリースを着ていれば十分暖かいです(快適にすごせる)。
\アルパカ de お餅/
アルパカストーブの天板でお餅を焼くと美味しいです。
\薪ストーブは男のロマン/
石油ストーブは薪ストーブよりも簡単に使えるところも大きなポイント(準備と片付けが楽チン)。
燃料代も安上がり
(薪より灯油が安い)
アルパカストーブには「専用ケース」がついているので車に積んで持ち運びしやすいです。
\薪ストーブ or 石油ストーブ/
- 薪ストーブは準備と片付けがめっちゃ面倒くさいです…。
- (上級者向けのギアなので初心者にはおすすめしません)
- 冬キャンの暖房器具で使うなら石油ストーブがおすすめ。
※車に積めるなら家で使っている石油ストーブ(例えばCORONAの長方形のストーブとか)をキャンプ場に持っていくのも1つ(くれぐれも幕内の火器使用は自己責任で)。
- シーズン終了後は『空焚き』をしてから保管してください。
- 新品時にあった「燃焼筒ダンボールカバー」を再びセットしておくと安全です。
\写真でイメージ/
こちらの記事では、写真を公式サイトから引用したり、Twitter・Instagramから掲載したりすることなく、実際に自分で使って感じたリアルな雰囲気をまとめました。
「ページ分割」もしていないのでストレスフリーに読めます。
- テント内での火器使用はメーカー推奨行為ではありません(原則禁止)。
- 石油ストーブを使用するときは一酸化炭素中毒に注意が必要です。
- こまめな換気を心がけてください(一酸化炭素チェッカーは必須)。
タップできる目次(もくじ)
アルパカストーブ(新色オリーブドラブ)を使った感想
アルパカストーブ(新色オリーブドラブ)を使った感想は次のとおりです(購入日は2021年6月)。
- 手軽に使える暖房器具(冬キャンプの必需品)
- 天板の上で料理ができる(お湯も沸かせて便利)
- 価格がちょっとお高め…(3万円以上)
安さを優先するなら『パセコ』がおすすめ
PASECO(パセコ)の石油ストーブです。
お手頃価格の「18,999円」
大型テントで使うなら『強力な石油ストーブ』がおすすめ
燃費はイマイチですが暖かさは抜群
- パワフルで火力が強い → 燃費は悪くなる
- 燃費が良い → 火力はあまり強くない
キャンプ場で使った様子(サーカスTC DX内)
『サーカスTC DX』の中でアルパカストーブ(新色オリーブドラブ)を使ってみました。
大きなワンポールテントをしっかりと暖めてくれます。
暖房効果は外気温にプラス10℃から15℃前後
暖房効果をざっくり言うと、サーカスTC DXの中で使うと外気温に『プラス10℃から15℃』前後です。
外気温が「マイナス5℃」のときはテント内は「10℃」くらいになります。
外が「0℃」だとテント内は「15℃」くらい。
フリースを着ているとポカポカ暖かいです。
テント内の中央に置いた方が暖かい
アルパカストーブを『サーカスTC DX』の真ん中に置いてみました。
対流式ストーブなのでテントの中心に置いた方が暖かいです。
置くだけでサイトが映えるストーブ
『ヒューナースドルフ』のタンクと同じオリーブ色でカッコいいです。
テント内の前側に置くと暖まりにくい
アルパカストーブを『サーカスTC DX』の前側に置くと暖まりにくいです…。
いろいろと試行錯誤しながら使っています。
※『自動首振り扇風機』をポールに固定してサーキュレーターの代わりにしています。
【比較】対流式ストーブと反射式ストーブの違いは?
石油ストーブの種類は大きくわけて次の2種類です。
- 対流式ストーブ
- 反射式ストーブ
- 『アルパカストーブ』や『レインボーストーブ』のような「円筒形」のストーブです。
- 家庭用ストーブでよく見かける「四角いボックス形状」のストーブです。
対流式ストーブのメリット・デメリット
対流式ストーブのメリット・デメリットは次のとおりです。
- 周囲と上が「360度」暖かくなる(全体を暖める)
- 見た目がオシャレで可愛い(置くだけで映える)
- 運搬時に灯油がこぼれにくい(持ち運びやすい)
- 上の方が暖かくなる…(足元は寒い)
- 中心に置いた方がいい…(場所をとる)
- 価格が高い…(人気のアルパカストーブは3万円以上)
反射式ストーブのメリット・デメリット
反射式ストーブのメリット・デメリットは次のとおりです。
- 反射板で「前」と「上」が超暖かい
- 壁側の隅に置ける(場所をとらない)
- 価格が安い(1万円前後で買える)
- 全体を暖めるのは難しい…(前側と上のみ暖かい)
- 見た目がカッコ悪い…(昔っぽいデザイン)
- 運搬時に灯油が漏れやすい…(完全に抜いてから持ち運んだ方がいい)
商品写真
アルパカストーブ(新色オリーブドラブ)が2021年7月に届きました(6月に予約)。
めっちゃカッコいい
専用ケースがついているので車に積んで持ち運びしやすいところもうれしいポイント。
アルパカストーブのデメリット
アルパカストーブのデメリットは次のとおりです。
- 価格が高い…(年々値上げされている)
- タンク容量が「3.7L」とやや小さめ…(レインボーストーブは「4.9L」)
- タンク一体型で灯油を入れにくい…(給油口が小さいので太いノズルはNG)
アルパカストーブのメリット
アルパカストーブのメリットは次のとおりです。
- パワフルで暖かい(暖房出力:3.0kW)
- 専用ケースがついている(持ち運びやすい)
- 見た目がオシャレでカッコいい(置くだけで映える)
その他・良かったところ
- 運搬時に灯油が漏れにくい
- コンパクトサイズで使いやすい
- キャンプでも自宅でも使える
- 天板の上でお湯を沸かせる
- 天板の上で鍋料理ができる
暖房出力・大きさ・重さ・燃焼継続時間・タンク容量などの仕様
アルパカストーブ暖房出力・大きさ・重さ・燃焼継続時間・タンク容量などの仕様は次のとおりです。
アルパカストーブ | |
---|---|
種類 | 自然通気形放式石油ストーブ (しん式・自然対流形) |
暖房出力 | 3.0kW |
暖房の目安 | 13~17㎡ |
大きさ | 幅35×奥行35×高さ40.5cm |
重さ | 本体6.6㎏ |
燃焼継続時間 | 約10時間 |
点火方法 | 点火用ライターまたはマッチ |
使用燃料 | JIS1号灯油 |
燃料消費量 | 3.0kw(0.293L/h) |
タンク容量 | 3.7L |
安全装置 | 対震自動消火装置(しん降下式) |
芯の種類 | 普通筒しん(TS-77JC) |
灯油タンク|ヒューナースドルフ
ヒューナースドルフ(Hunersdorff)の燃料タンク・ポリタンク(10L)は使う人を選びます。
- めっちゃカッコいい(完全に見た目優先)
- 軽くて持ちやすい(灯油は注ぎにくいけど…)
- 正直コスパはイマイチ…(赤いポリタンクが安くて使いやすい)
アルパカストーブと同じ色にしたかったので、オリーブのヒューナースドルフを買って大満足しています。
見た目が最高にカッコいいのでOK。
ヒューナースドルフ純正ノズルを追加購入
『ヒューナースドルフ純正ノズル』はフィット感が良いです。
色も同じブラックなので違和感がありません。
⭕️メリット
ヒューナースドルフ純正ノズルのメリットは次のとおりです。
- 両側にパッキンがあるので灯油が漏れない(イライラ感がなくなる)
- 空気穴があるので灯油を入れやすい(スムーズで楽チン)
- 頑丈でつくりがしっかりしている(見た目も良い)
❌デメリット
ヒューナースドルフ純正ノズルのデメリットは次のとおりです。
- 価格が少しお高め…(タンク本体も高いと)
- タンクを重ねることができなくなる…(重ねることはほとんどないけど)
100均セリアのロート(じょうご)
セリアの『ロート』(じょうご)はコスパ抜群です。
- 持ちやすいハンドルつき
- 大小2個セット
- こぼれにくい楕円形
ロート(じょうご)はドリンクや調味料を詰め替えるときに使うものですが、今回はアルパカストーブに灯油を入れるために購入しました。
「灯油ポンプ」(シュポシュポ)を使うことも考えましたが、荷物が増えるのが嫌だったのでロートを使うことに。
- 使用後に残った灯油を抜くなら普通の灯油ポンプ(シュポシュポ)がおすすめです。
- ロート(じょうご)だと灯油を抜くことはできません…。
- 僕は使う灯油の量を想定して半分くらい入れています(満タンにはしない)。※
※帰るときにちょうど灯油を使い切っているイメージです。
ロート(小)をアルパカストーブの給油口にセットする
アルパカストーブの給油口にセリアのロート(小)をセットします。
ロート(大)は取っ手がジャマになってうまく入りません。
ポリタンクから灯油を注ぐ
ロートをセットしたら、ポリタンクから灯油を注ぎます。
少しずつゆっくり灯油を入れてください。
五徳|キャプテンスタッグ
ニューアルパカストーブの五徳(ゴトク)にはキャプテンスタッグの『炭焼き名人七輪用ゴトク』(M-6635)がおすすめです。
アルパカストーブにのせて使ってみました。
- アルパカの天板の上に直接『鍋』や『ケトル』を置けますが、天板の塗装がハゲたり汚れたりしそうです…
- 買ったばかりのアルパカストーブなので『五徳』を使って調理します(なるべくキレイに使いたい)
やかん(ケトル)でお湯を沸かす
冬キャンでニトリのケトル(3.0L)をアルパカストーブの上にのせて使ってみました。
天板の上に五徳をのせて、その上にケトルを置いているのでお湯が沸くまで時間がかかります(火力は弱め)。
焼酎のお湯割りを飲む
沸かしたお湯で黒霧島のお湯割りを飲みました。
テントの中でまったり飲んでも美味しいですし、テントの外に出て星空を眺めながら飲んでも美味しいです。
ケトルの容量は小さめの『1.5L』と大きめの『3.0L』がありますが、価格がほぼ同じだったので大きめの『3.0L』を選ぶことにしました。
\大小2種類/
容量 | 価格 | サイズ |
---|---|---|
1.5L (適正使用容量:1.0L) | 814円 | 幅19×奥行14.5×高さ21cm |
3.0L (適正使用容量:2.1L) | 879円 | 幅24.5×奥行18.7×高さ25cm |
鍋で煮込み料理(おでん)
簡単で美味しいストーブ(煮込み)料理といえば『おでん』です。
材料を入れて煮込むだけでOK
参考 熱々おでんの記事を読む
大型反射板|キャンプグリーブ
アルパカストーブを囲むようにキャンプグリーブの大型反射板・風防板(幅120cm×高さ60cm)を置きます。
テント内は風がないのでそのまま置くだけでOKです(ペグダウンしない)。
アルパカストーブ点火
アルパカストーブを点火します。
外は寒いけどテントの中は暖かい
しばらくするとテントの中がぽかぽか暖まってきます。
冬でもビールが美味しい
寒い冬にテントにこもって熱々の鍋を食べながらキンキンに冷えたビールを飲む。
最高に幸せ
焚き火台にも使える(1つあると便利)
キャンプグリーブの大型反射板・風防板(幅120cm×高さ60cm)は焚き火台にも使えます。
上の写真の焚き火台はユニフレームの『ファイアグリル』です。
サーキュレーター(自動首振り扇風機を代用)
ポールに『首振り扇風機』をつけて、サーキュレーター代わりに使って空気を循環させています。
夏は扇風機に使える「1台2役のスグレモノ」です。
- ストーブを置く場所によって効果が全然違います。
- ストーブを中心に置いてセンターポールの上から風を送るのが一番効果的です。
- ストーブを前側に置いて風を送るとテント内はそれほど暖まりません…(自分が座っているところに暖かい空気がこない)。
サーカスTC DXのメインポール(32mm)にも使える
『Keynice』のUSB扇風機は「クリップ式」でポールに固定できます。
クリップを広げてはさむだけでOK
サーカスTC DXの太いメインポール(32mm)にも固定できました。
サーカスTC DXのポールにもOK
\アルパカ&自動首振り扇風機/
ストーブファン
冬キャンプで使うアルパカストーブ用の『ストーブファン』を買いました。
花のような見た目がオシャレ
アルパカストーブは上が暖かくなって足元が寒いです…。
ストーブファンを使えば対流式ストーブのデメリットを解消してくれます。
\風はやや弱め…/
「テント内全体を暖かくしたい」と考えてストーブファンの購入を決めました。
(大型反射板だけだと力不足だったので…)
ストーブファンの風は少し弱めですが暖房効果はバッチリです。
アルパカ+反射板+ストーブファンは最高
シーズン終了後のメンテナンス(空焚き)
冬キャンプが終わってアルパカストーブを使わなくなったら、しっかりとメンテナンスをしておきます。
石油ストーブのしんに残っている灯油を全て燃やしきり,しんの中まで熱をとおすことによって、しんの手入れをする方法です。
newアルパカストーブショップ
『空焚き』のやり方
アルパカストーブの『空焚き』のやり方は次のとおりです(とっても簡単)。
- いつもと同じように燃焼する。
- 灯油が少なくなったら最大火力で燃焼。
- 自然に消化するまで燃やしきる。
- 消化後2時間ほどそのまま放置する。
※残っている灯油は抜いておくと早いです。
空焚きする前(芯が汚い…)
空焚きする前のアルパカストーブの芯です。
芯が真っ黒に汚れて汚い…
空焚きした後(芯がキレイ)
空焚きした後のアルパカストーブの芯です。
真っ白でキレイな芯が復活
最後に全体をキレイにする
『空焚き』をしたらついでにアルパカストーブ本体の汚れもキレイしておきます。
天板をはずしてみると結構汚れているので忘れずに掃除してください。
次のシーズンで気持ちよくアルパカストーブを使えます。
燃焼筒ダンボールカバーをセットする
最後に『燃焼筒ダンボールカバー』をセットします。
箱に入れて保管する
箱に入れて保管しておきます。
しっかりメンテナンスをしておけば来シーズンも大活躍してくれること間違いなしです。
アルパカストーブについてよくある質問
Q
アルパカストーブの重さはどのくらいありますか?
A
本体の重さが『6.6kg』です。
Q
タンクの大きさと燃焼時間はどのくらいですか?
A
タンク容量は『3.7L』で、燃焼継続時間が『約10時間』です。
アルパカストーブの新色オリーブはオシャレで映える
アルパカストーブの新色オリーブはオシャレで映えます。
- 手軽に使える暖房器具(冬キャンプの必需品)
- 天板の上で料理ができる(お湯も沸かせて便利)
- 価格がちょっとお高め…(安さを優先するなら「パセコ」がおすすめ)
『石油ストーブ』は『薪ストーブ』よりも簡単に使えます(準備と片付けが楽チン)。
見た目が可愛いアルパカストーブはキャンプ場でも自宅でも使えるので1台あると便利です。
安さを優先するなら『パセコ』がおすすめ
PASECO(パセコ)の石油ストーブです。
2022年モデルが新登場
※2022/08/31時点
大型テントで使うなら『強力な石油ストーブ』がおすすめ
燃費はイマイチですが、暖かさは抜群です。
- パワフルで火力が強い → 燃費は悪くなる
- 燃費が良い → 火力はあまり強くない
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