10月下旬の秋キャンプで次の3つを重ねて使ってグッスリと寝てきました。
僕はキャンプ初心者ですが、はじめてのお泊りキャンプに『秋』を選んで大丈夫だったのか・・・。
果たしてその結果は!?
- エアーマット(左)
- ダウンシュラフ(真ん中)
- マット(右)
はじめてのお泊りキャンプだったので、「寒くないか?」「しっかり眠れるかどうか?」「背中が痛くないか?」と不安がたくさんありました…。
準備をしっかりしたおかげで、無事に気持ちよく朝まで寝ることができて良かったです。
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秋キャンプは荷物多めで準備しっかり
2020年10月27日から28日にかけて一泊二日のキャンプに行ってきました。
僕は電車とバスで移動するコロコロキャンパーなので、キャンプ場までの移動が大変です。
「荷物はアレもコレも持っていこう」となってしまい、結局かなりの量になってしまいました…。
荷物がたくさんになってしまいましたが、おかげで無事に楽しいキャンプができて良かったです。
寝るときのテント内の様子
上の写真はテント内の様子です。
ワンポールテントのちょうど半分のスペースを使って寝ました。
安眠対策は『3段重ね』
- シュラフ
- エアーマット
- マット
を3段重ねにして寝ました。
マットとエアーマットの厚さ
一番下に敷いたマットとその上に敷いたエアーマットの厚さが分かるように横から写真を撮りました。
2つのマットの厚さがしっかりあるので、地面からの底冷えをしっかり防いでくれます。
エアーマットがパンパンにふくらんでいるので、背中側のクッション性が抜群です。
地面のカタさやゴツゴツした感触は何も感じません(快適)。
実際に寝た感想
夜10時すぎに寝て、朝5時まで眠れました。
夜中に何度かトイレに行きたくなって起きましたが、これはビールを飲みすぎたせいです…。
屋外で寝るときによくある「寒い…。寝心地が悪い…。」といったストレスはまったくありませんでした(ストレスフリーで快適)。
1つだけ気になったのが、エアーマットの反発感です。
パンパンにふくらんだエアーマットはよく反発して背中側をしっかり支えてくれます。
最初はこのエアーマットのパンパンの反発感にちょっとだけ違和感がありましたが、しばらく横になっていたら寝ていました。
慣れれば全然平気です(自然と寝てると思います)。
シュラフ(ハイランダーのダウンシュラフ600)
ハイランダーのダウンシュラフ600は、良質なダウンを使ったコストパフォーマンスに優れるマミー型シュラフです。
ハイランダーのダウンシュラフのラインナップは3つあります。
- ダウンシュラフ400(春夏用)
- ダウンシュラフ600(春から秋の3シーズン用)
- ダウンシュラフ800(冬用)
どのシュラフを買うか迷いましたが、真冬にキャンプはしない予定なので『600』に決めました。
冬キャンプに挑戦するときは新しいダウンシュラフを購入するつもりです。
結露対策にオクトス(oxtos)のシュラフカバーを購入しました。
11月のキャンプで使いましたが結露で濡れることもなく、快適に眠れてよかったです。
素材・大きさ・重さなどの仕様
ハイランダーのダウンシュラフ600の仕様は次のとおりです。
素材 | 20Dポリエステル100%(生地) |
羽毛量 | 600g |
フィルパワー | 650FP (80%グレーダッグダウン、20%グレーダックフェザー) |
サイズ・ | |
---|---|
使用サイズ | 約210×80cm |
収納サイズ | 約32×16.5cm |
重量 | 910g |
ハイランダーダウンシュラフ600のメリットとデメリット
ハイランダーのダウンシュラフ600のメリットとデメリットは次のとおりです。
マロン
コスパ優秀なダウンシュラフです!
- ダウンシュラフの中では安い
- 軽くてコンパクト
- あたたかい
- 真冬は寒い(春から秋の3シーズン用)
- ファスナーの開閉が少しひっかかる
- ショルダーウォーマーがない
袋から出すとモコモコにふくらむ
上の写真は専用の袋に入っている状態です。
ハイランダーのダウンシュラフ600はとってもコンパクトで軽い。
- 約32×16.5cm
専用袋から出すと、あっという間にモコモコにふくらんできます。
最初はちょっとペタッとしていますが、1分もすればフワフワになるんです。
最初に袋から出したときはビックリしました。
思わず「えっ・・・こんなにモコモコなの!?」とつぶやいたくらいです。
小さな袋に入っていた状態からは想像できないほどふくらみます。
マミー型であったかい
※上の写真は袋から出してすぐなのでシワシワ状態です。もっとモコモコにふくらみます。
シュラフの種類は大きくわけて2つあります。
- マミー型
- 封筒型
ハイランダーのダウンシュラフ600は『マミー型』です。
- 身体にピッタリとフィットする
- 保温性が高くてあたたかい
- スキマがないので動きにくい
- 寝苦しく感じることもある
『ダウンシュラフ』と『化繊シュラフ』の注意点(メリットとデメリット)
シュラフの素材は大きくわけて2つあります。
- ダウン(羽毛)
- 化学繊維(化繊)
『化学繊維のシュラフ』も『ダウンシュラフ』もメリットとデメリットがあるので、その特性をしっかりと理解しておくと快適なキャンプが楽しめます。
- 軽くてコンパクト
- あたたかい
- 寝心地が良い
- 濡れると保温力が落ちる
- 価格が高い
- 保管が難しい
- 濡れに強い
- 価格が安い
- メンテナンスが簡単
- 重たい
- かさばる
- 持ち運びが大変
使ってから収納するときがちょっと大変…(コツがある)
ダウンシュラフを袋に入れて収納するのがちょっと大変です…。
簡単に収納できるコツがあります。
畳まずに足元からギュギュッと詰める。
難しく考えないで、強引に入れていくだけでOKです。
マロン
シュラフの足側から入れます!(頭側からはNG)
「大きくて入りそうにない…」と思いますが、案外スッと収納できます。
畳まずにグイグイッっと詰めることで、中のダウンが偏らないというメリットもあるんです。
ダウンシュラフは空気がたっぷり入っているので、きれいに畳もうとしてもすぐふくらんで難しいです(というか無理です…)。
化学繊維のシュラフは畳んで収納します。
事前に収納の仕方を練習しておくと良いと思います。
練習していないとビックリする(ふくらんで収納できない…)はずです。
エアーマット(KAMUI 寝袋用マット)
KAMUI(カムイ)のエアーマットは、コンパクトサイズで持ち運びやすいです。
エアーマットを広げれば一人で寝るには十分のサイズになります。
空気を入れるときや抜くときも簡単です。
1、2分でパンパンにふくらみます。
お手頃価格で使い勝手が良いエアーマットが1つあると便利です。
クッション性があるので快適な睡眠をサポートしてくれます。
素材・大きさ・重さなどの仕様
KAMUIのエアーマットの仕様は次のとおりです。
サイズ・重量 | |
---|---|
使用サイズ | 長さ200×幅57×厚さ5.5cm |
収納サイズ | 高さ20.5×直径10.5cm |
重量 | 510g以下 |
KAMUIのエアーマットのメリットとデメリット
KAMUIのエアーマットのメリットとデメリットは次のとおりです。
- 軽くてかさばらない(かなりコンパクト)
- 空気を入れやすい・抜きやすい
- 寝心地が良い
- 生地が少し薄い
- カラーバリエーションが少ない(緑1色のみ)
- 幅が少し狭い(寝返りをうちにくい)
空気を入れやすくて、ふくらませるのが簡単です。
自分の口で空気を入れますが、1、2分でパンパンになります。
苦しくなることもありません。
使ったあとに空気を抜くのも楽チンです。
バルブを2段階に開けて、マットをクルクルと畳んでいくと自然と空気が抜けます。
コンパクトサイズ
KAMUIのエアーマットはとってもコンパクトです。
500mlのペットボトルを持つような感じで片手で簡単につかめます。
軽くて小さいので持ち運びがしやすい。
- サイズは高さ20.5×直径10.5cm
- 重さは500g以下
使用例
KAMUIのエアーマットを使ってみた様子をご紹介します。
エアーマットを広げた様子がイメージしやすいと思います。
(収納するときの写真を撮り忘れました…)
取り扱い説明書
KAMUIのエアーマットに同封されている『取り扱い説明書』です。
使用方法・収納方法
※1枚の写真で撮れなかったので半分ずつになっています。2枚の写真をつなげて見てください。
修理方法
※1枚の写真で撮れなかったので半分ずつになっています。2枚の写真をつなげて見てください。
エアーマットを広げる
クルクルと丸まっていたマットを広げてみました。
薄手の生地でサッと広がります。
空気を入れる
KAMUIのエアーマットの空気はここから入れます。
自分の口で空気を入れるタイプです。
ちゃんとふくらむか心配かもしれませんが、すごく簡単にふくらみます。
あっという間に(1、2分で)パンパンになるので大丈夫です。
パンパンに膨らむ
KAMUIのエアーマットをパンパンにふくらませた状態です。
しっかり空気が入っていてクッション性は抜群。
自分の口から空気を入れるたびに、モコッとふくらんでくるのが楽しいです。
普通にフーッと空気を入れるだけでOK。
がんばって赤い顔をしてチカラいっぱい空気を入れなくても大丈夫です。
厚さは5.5cm
KAMUIのエアーマットの厚さは5.5cmです。
反発力があるので寝転がると快適。
収納しているときはミニサイズですが、空気を入れてふくらませると一人で寝るには十分の大きさになります。
コンパクトで持ち運びやすい便利なエアーマットです。
キャプテンスタッグのマットの上に敷く
「KAMUIのエアーマットだけでも十分かな」と思いましたが、念には念を入れてキャプテンスタッグのマットを一緒に使いました。
マットを2重にしたので寝心地はとっても快適。
寝ているときに地面のカタさを感じることもなく、朝までグッスリと眠れました。
上の写真のようにおまけで収納袋に『修理パッチ』がついているので、もしエアーマットに穴があいたときはこの修理パッチを使ってみます。
『修理パッチ』をつけてくれる細かい心配りがうれしいです。
マット(キャプテンスタッグ EVAフォームマット・シングル)
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG)のEVAフォームマット・シングルは、使い勝手が良い定番マットです。
お手頃価格(2,000円前後)でコスパ優秀。
- 地面のゴツゴツをやわらげる
- 底冷えを防いでくれる
- エアーマットにあるパンクの心配がない
セッティングが楽チンです。
使うときはサッと広げて、片付けるときはパッと畳むだけでOK。
マットの頭側の一部を折りたたむと枕になって便利です。
とりあえず最初に買うマットはキャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG)のEVAフォームマットを選んでおけば間違いありません。
素材・大きさ・重さなどの仕様
キャプテンスタッグのEVAフォームマット・シングルの仕様は次のとおりです。
材質 | |
---|---|
マット | 発泡ポリエチレン、EVA樹脂 |
バンド | 合成ゴム |
サイズ・重量 | |
---|---|
使用サイズ | 幅56×長さ182×厚さ2cm |
収納サイズ | 13×12.5x長さ56cm |
重量 | 270g |
キャプテンスタッグのマットのメリットとデメリット
キャプテンスタッグのEVAフォームマット・シングルのメリットとデメリットは次のとおりです。
マロン
軽くて大人気の定番のマット!
- 軽い
- 寝心地が良い
- セッティング・後片付けが楽チン
- かさばる(携帯性はイマイチ)
- ゴムバンドでとめている部分が食い込んで凹む
- カラーバリエーションが少ない(グリーンのみ)
マット表面の波型
キャプテンスタッグのEVAフォームマット・シングルの表面が『波型』(凹凸がある)になっています。
こ凹凸のへこんでいる部分にあたたかい空気の層ができて保温効果がアップするんです。
波型マットで地面の凸凹や冷気をシャットアウト。
真っ平らのマットと比べると厚みが増してクッション性が高くなります。
表側と裏側
- 表側はグリーン:背中をつけて寝る側
- 裏側はシルバー:地面に敷く側
厚さの実測は1cm
キャプテンスタッグのEVAフォームマット・シングルの厚さは実測で約1cmです。
公式サイトでは2cmとありますが、これは凹凸のある部分の最大値の厚さだと思われます。
やわらかいマットなので体重をかけるとかなり薄くになります。
寝心地はこのマットがあるかないかでは全然違うので、キャンプに必需品のマットです。
朝起きたときは結露なしで安心
「朝起きたらテントが結露で濡れていたらどうしよう…」と心配していましたが、大きな問題がなく良かったです。
一安心でホッとしました。
フライシートとインナーの状態は、
- フライシートに水滴(木の露??)が少しある
- 上部のベンチレーション部分はしっとり濡れてる
- インナーは場所によってちょっと湿っている
という感じで、結露でビチャビチャに濡れてしまうことはなかったです。
気温があまり下がらなかったのが影響しているのかもしれません。
『結露対策』についてはしっかり勉強して準備します。
次のキャンプに向けての対策
グラウンドシートを二重にする予定です。
現在は1枚だけ敷いていますが、「二重にすればより効果的かな」と考えています。
- テント底面を保護する
- テント底面が濡れるのを防ぐ
- 地面から伝わる底冷えを防ぐ
グラウンドシートを二重にすればシートの厚さもアップするので、テント内で快適にすごせます。
- 歩きやすい
- 動きやすい
- 寝やすい
準備をしっかりしてグッスリ快眠
キャンプ初心者でも無事に秋キャンプを楽しむことができました。
秋は夜から朝にかけて気温が下がるので、シュラフやマットの準備は重要です。
事前にしっかり調べて用意して、念には念を入れて『3段重ね』でポカポカぬくぬくで快適にすごせました。
お泊りキャンプはデイキャンプと違って楽しいことがたくさんあります。
- 夜の焚き火を楽しんだり
- 星空を眺めたり
しながら一緒に飲むビールの味は最高に美味しかったです。