- よく刺さる(硬い地面でも打ち込みやすい)
- 楕円形状で抜群の安定感(地中でクルクルと回りにくい)
- カラーバリエーションが豊富(カラフルで目立つので探しやすい)
- かなり重い…(オートキャンプ向け・徒歩やバイクには向かない)
- 抜くときにコツがある…(ハンマーのツノをペグ穴に引っかけて90°回す)
- ブラック(黒)のペグは目立たない…(探しにくいのでうっかり忘れないように注意)
キャンプで愛用しているペグは村の鍛冶屋の『エリッゼステーク』です。
何度も買い足して現在の本数は、
- 28cm × 10本
- 38cm × 10本
になりました(最初に買うのは「28cm」がおすすめです)。
ふもとっぱらの暴風に耐えた実績あり
テントは『サーカスTC DX』を使っていますが、今まで強風で倒壊したことはありません。
「鍛造(たんぞう)ペグ」といえばスノーピークの『ソリッドステーク』が有名ですが、あえて村の鍛冶屋の『エリッゼステーク』を選んだ理由は次のとおりです。
- 形状が楕円(だえん)で安定感アップ
- カラーバリエーションが豊富
- 価格が少し安い
エリッゼステーク | ソリッドステーク |
---|---|
楕円 | 正円 |
カラバリ豊富 | ブラックのみ |
28cmは1本あたり「374円」 | 30cmは1本あたり「491円」 |
※価格はスノーピークの『ソリッドステーク』の方が1本あたり約120円高いです(長さは2cm長い)。
楕円(だえん)形状で抜きやすい(動画)
エリステは楕円(だえん)形状です。
ハンマーのツノをペグ穴にひっかけてグルッとまわすと隙間ができてスコッと抜けます。
\使用後の状態/
こちらの記事では実際に感じたリアルな使用感をご紹介します。
TwitterやInstagramの画像をいっさい引用していません(「ページ分割」もしていないのでストレスフリーに読めます)。
タップできる目次(もくじ)
村の鍛冶屋のエリッゼステーク(28cm・38cm)を使った感想
村の鍛冶屋の鍛造ペグ『エリッゼステーク』(28cm・38cm)を使った感想は次のとおりです(最初の購入日は2021年5月、その後何度も買い足し)。
- 「28cm」が万能に使いやすい(目立つ色が便利)
- 「38cm」は大型TCテントやTCタープにおすすめ(風に強い)
- ソリステより安くて楕円形状で安定感あり(コスパ優秀)
ペグ収納マルチコンテナボックスが使いやすい
村の鍛冶屋(エリッゼ)の『ペグ収納マルチコンテナボックス』は、
- ペグを入れたり
- ハンマーを入れたり
- ガイロープを入れたり
できる大容量の「折りたたみ式ケース」です(想像以上にたっぷり入ります)。
参考 村の鍛冶屋・ペグ収納マルチコンテナボックスの記事を読む
そもそも「鍛造ペグ」とは?
「鍛造(たんぞう)ペグ」と「鋳造(ちゅうぞう)ペグ」はまったく別物です。
漢字が似ているので勘違いしやすいですが…。
『エリッゼステーク』と『ソリッドステーク』は鍛造(たんぞう)ペグです。
鍛造(たんぞう)とは?
鍛造とは、金属を叩いて圧力を加えることで強度を高め、目的の形状に成形する技術です。
株式会社大宮日進
この叩く作業を「鍛える」というので、「鍛えて造る」ことからこの製造法を「鍛造」と呼ぶようになりました。
鋳造(ちゅうぞう)とは?
鋳造は金属を溶かして液体にし、型に流し込む加工法です。
株式会社大宮日進
強度は「鍛造」(たんぞう)が上
ざっくり言うと、鍛造(たんぞう)の方が強度があります。
金属を叩いて鍛えるので粘り強さが出るからです。
- Amazonなどで安いペグは「鋳造(ちゅうぞう)ペグ」です。
- 間違った説明を見かけることがあるので気をつけてください。
- 基本的に「鍛造(たんぞう)ペグ」は価格が高いです。
【比較】ソリステとエリステの違いは?
人気がある「鍛造ペグ」は
- スノーピークの『ソリッドステーク』
- 村の鍛冶屋の『エリッゼステーク』
の2つです。
基本スペックを比較
『ソリッドステーク』と『エリッゼステーク』の基本スペックの違いをまとめました。
ソリッドステーク (スノーピーク) | エリッゼステーク (村の鍛冶屋) | |
---|---|---|
形状 | 正円 | 楕円 |
サイズ (長さ) | 20cm 30cm 40cm 50cm | 18cm 28cm 38cm 48cm |
カラー | ブラックのみ | ブラック レッド イエロー ピンク ホワイト ブルー ベージュ オリーブ ブロンズメッキ クロームメッキ |
※村の鍛冶屋の『エリッゼステーク』はほかにもカラーがあります。
- 打ち込んだときに地中で安定感があります。
- 正円と違ってクルクル回りにくいので抜けにくいです。
価格を比較
『ソリッドステーク』と『エリッゼステーク』の価格を比較します。
価格 | |
---|---|
ソリッドステーク (30cm) | 6本セット:2,948円 (1本あたり491円) |
エリッゼステーク (28cm) | 5本セット:1,870円 (1本あたり374円) |
- スノーピークの『ソリッドステーク』の方が1本あたり約120円高いです。
スノーピークの『ソリッドステーク』はこんな人におすすめ
スノーピークの『ソリッドステーク』はこんな人におすすめです。
- スノーピークが好きな人
- 黒いペグを使いたい人
- 1本単位で購入したい人
村の鍛冶屋の『エリッゼステーク』はこんな人におすすめ
村の鍛冶屋の『エリッゼステーク』はこんな人におすすめです。
- 抜けにくさ(安定感)を求める人
- カラフルなペグを使いたい人
- スノーピークが嫌いな人
商品写真(エリッゼステーク28cm)
村の鍛冶屋の鍛造ペグ『エリッゼステーク』(28cm)の商品写真です。
定番カラーの『ブラック』を購入しました。
新品の状態
最初は『5本セット』のエリッゼステーク・28cmを購入しました。
ほかには『8本セット』もあります。
28cmが使いやすい
エリッゼステークは「28cm」が万能に使えます(ソリステなら30cm)。
最初に買うなら「28cm」がおすすめです。
使用後の状態(ペグの先端)
がっつり使った後の『エリッゼステーク』(28cm)です。
ペグの先端は少し潰れていますが、ハンマーで叩くたびにガンガン刺さっていきます。
今まで『サーカスTC DX』の設営で困ったことは一度もありません。
使用後の状態(ヘッド)
エリステ(黒色)のヘッド部分を拡大してみました。
ハンマーでガンガン叩いているので塗装がハゲています。
使用後の状態(ペグ穴)
ペグ穴を拡大してみました。
抜くときのハンマーのツノをひっかけてグルグルまわしているので部分的に塗装がハゲています。
「ELLISSE」の刻印
「ELLISSE」の刻印がカッコいいです。
商品写真(エリッゼステーク38cm)
村の鍛冶屋の鍛造ペグ『エリッゼステーク』(38cm)の商品写真です。
色鮮やかな『ブルー』を購入しました。
新品の状態
写真を撮り忘れました…。
使用後の状態(ペグの先端)
「38cm」のペグは想像以上に長いです。
地面深く打ち込むのが大変で、石が多くて硬い地面だと腕がパンパンになります…。
大型の『TCテント』や『TCタープ』を張るときは「38cm」がおすすめです。
- カラフルな色つきのペグは使っているうちに塗装がハゲます…。
- こればかりは仕方ありません。
使用後の状態(ヘッド)
エリステ(青色)のヘッド部分を拡大してみました。
ハンマーでガンガン叩いているので塗装がハゲています。
使用後の状態(ペグ穴)
ペグ穴を拡大してみました。
抜くときのハンマーのツノをひっかけてグルグルまわしているので部分的に塗装がハゲています。
「ELLISSE」の刻印
「ELLISSE」の刻印がカッコいいです。
キャンプ場で使った様子
村の鍛冶屋の鍛造ペグ『エリッゼステーク』(28cm・38cm)をキャンプ場で使った様子をご紹介します。
愛用しているペグハンマー
村の鍛冶屋のアルティメットハンマー(クロームメッキ塗装×ステンヘッド)はキャンプ初心者にもおすすめです。
- 『ヘッド×本体』の組み合わせを4種類から選べる(自分好みのハンマーがみつかる)
- シルバーの『クロームメッキ×ステンヘッド』がオシャレ(ブラックよりクールな雰囲気)
- 叩くたびに『会心の一撃』が出る(エリステ38cmが余裕でガンガン刺さる)
38cmのペグを地中深く打ち込む(抜群の安定感)
『サーカスTC DX』を設営するときに『エリッゼステーク』を使っています。
- テント本体5か所 → エリステ(38cm)
- 張り綱5本 → エリステ(28cm)
「38cm」のペグを地面深くまでガッツリ打ち込むと抜群の安定感です。
動かそうとしてもビクともしません。
鮮やかなブルーは目立つ
ブルーのペグはとても目立ちます。
探すときもわかりやすいです。
ブルー以外にもレッドやイエローもあります。
村の鍛冶屋の『エリッゼステーク』はカラバリが豊富なので自分好みのペグを選べます。
スノーピークの『ソリッドステーク』はブラックのみです。
28cmのエリステは張り綱を固定
28cmのエリステは『サーカスTC DX』の張り綱を固定するときに使っています。
デメリット
村の鍛冶屋の鍛造ペグ『エリッゼステーク』(28cm・38cm)のデメリットは次のとおりです。
- かなり重い…(オートキャンプ向け・徒歩やバイクには向かない)
- 抜くときにコツがある…(ハンマーのツノをペグ穴に引っかけて90°回す)
- ブラック(黒)のペグは目立たない…(探しにくいのでうっかり忘れないように注意)
エリステを抜くときのコツ(動画)
エリステは楕円(だえん)形状です。
ハンマーのツノをペグ穴にひっかけてグルッとまわすと隙間ができてスコッと抜けます。
メリット
村の鍛冶屋の鍛造ペグ『エリッゼステーク』(28cm・38cm)のメリットは次のとおりです。
- よく刺さる(硬い地面でも打ち込みやすい)
- 楕円形状で抜群の安定感(地中でクルクルと回りにくい)
- カラーバリエーションが豊富(カラフルで目立つので探しやすい)
サイズ・重さ・素材などの仕様
エリッゼステーク(28cm)
エリッゼステーク (28cm) | |
---|---|
サイズ | 全長:280mm ヘッド部:楕円13×17mm 打ち込み部:太さ9×7mm |
重さ | 実測180g |
材質 | S55Cスチール |
塗装 | カチオン電着塗装 |
エリッゼステーク(38cm)
エリッゼステーク (38cm) | |
---|---|
サイズ | 全長:380mm ヘッド部:楕円13.5×16mm 打ち込み部:太さ11×9.5mm |
重さ | 実測345g |
材質 | S55Cスチール |
塗装 | 粉体塗装・カチオン電着塗装 |
- 「38cm」のエリッゼステークはものすごく重たいです…。
- 5本、10本と本数が増えるとずっしりとヘビー級に重くなるので気をつけてください。
鍛造ペグがキャンプ初心者にもおすすめ
村の鍛冶屋の鍛造ペグ『エリッゼステーク』(28cm・38cm)があれば快適なキャンプが楽しめます。
- 「28cm」が万能に使いやすい(目立つ色が便利)
- 「38cm」は大型TCテントやTCタープにおすすめ(風に強い)
- ソリステより安くて楕円形状で安定感あり(コスパ優秀)
硬い地面でもガンガン刺さって、風が強いときでもテントやタープをしっかり支えてくれます。
『安いペグ』を買って後悔するより、最初から『最強の鍛造ペグ』を買っておくのがおすすめです。
愛用しているペグハンマー
村の鍛冶屋のアルティメットハンマー(クロームメッキ塗装×ステンヘッド)はキャンプ初心者にもおすすめです。
- 『ヘッド×本体』の組み合わせを4種類から選べる(自分好みのハンマーがみつかる)
- シルバーの『クロームメッキ×ステンヘッド』がオシャレ(ブラックよりクールな雰囲気)
- 叩くたびに『会心の一撃』が出る(エリステ38cmが余裕でガンガン刺さる)
ペグ収納マルチコンテナボックスが使いやすい
村の鍛冶屋(エリッゼ)の『ペグ収納マルチコンテナボックス』は、
- ペグを入れたり
- ハンマーを入れたり
- ガイロープを入れたり
できる大容量の「折りたたみ式ケース」です(想像以上にたっぷり入ります)。
参考 村の鍛冶屋・ペグ収納マルチコンテナボックスの記事を読む