気温が下がる秋冬キャンプはテントが濡れやすいです。
- 結露(けつろ)でテントの「内側」が濡れる
- 夜露(よつゆ)でテントの「外側」が濡れる
濡れたテントをそのままにしておくのはよくありません。
テントを早く乾かすコツと簡単な対策は次のとおりです。
- 日当たりが良い場所にテントを設営する
- 濡れているテントをしっかり拭く
- 撤収時にストーブなどの暖房器具を使う
\写真でイメージ/
こちらの記事では実際に感じたリアルな使用感をご紹介します。
TwitterやInstagramの画像をいっさい引用していません(「ページ分割」もしていないのでストレスフリーに読めます)。
タップできる目次(もくじ)
日当たりが良い場所にテントを設営する
日差しが厳しい夏キャンプは日陰にテントを設営することが多いです。
反対に秋冬キャンプは日当たりが良い場所にあえてテントを設営するのがおすすめ。
夜露で濡れたテントをしっかり拭く
秋冬キャンプではテントが夜露でびちゃびちゃに濡れやすいです。
少しでも早く乾かすために濡れているテントを拭いてあげる必要があります。
しっかり拭くのが乾燥への近道
余計な水分を拭き取っておけば太陽の日差しが当たってテントが乾きやすいです。
TC素材のテントは結露しにくい
僕は『サーカスTC DX』を一年中使ってキャンプを楽しんでいます。
TC素材のテントなので幕内が『結露』で困ったことはありません。
(テントの外側は当然ですが夜露で濡れます)
夜露でテントの外側が濡れても水滴が幕内にポタポタ垂れにくいです。
伸びる棒とマイクロファイバータオルが便利
ダイソーの伸縮式クイックルワイパー&マイクロファイバーぞうきんを使ってテントの外側を拭きます。
伸ばして高いところが拭きやすいですが、ヘッド部分(ぞうきんを装着しているところ)がクルクルと動くのでものすごく拭きにくいです…。
伸縮式クイックルワイパー は床を拭くための道具なので仕方ありませんが…。
- 押すように拭くとヘッドが動きにくいです。
- 最初は拭きにくいですが、だんだん慣れてきます。
- 横に動かしながら拭くのも1つです。
テントの表面を拡大(結構濡れている…)
テントの表面を拡大した写真です。
早朝に撮った写真ですが、テントが濡れている様子がわかります。
テントの上部分も簡単に拭ける
『サーカスTC DX』の上部分も簡単に拭けます。
手が届かないテントの上側を拭いておくと乾きやすくなるのでおすすめです。
テント内部の結露もしっかり拭く
結露で濡れているテントの内側を拭くときも楽チン。
写真は『サーカスTC DX』の内側を拭いているときです。
クイックルワイパーをグイッと伸ばせば、背が高い『サーカスTC DX』の上部も簡単に拭けます。
スカート部分も忘れずに拭く
テントのスカートはビチャビチャに濡れています。
- スカートの表側
- スカートの裏側
をしっかり拭いておくと乾きやすいです。
\ギュッと絞ると水がドバー/
風通しが良くなるようにフルオープンにする
テントを早く乾かすために『フルオープン』にするのもおすすめです。
風通しが良くなって乾きやすい
日が当たりにくい反対側を跳ね上げる・地面から浮かせる
太陽が日差しが当たりにくいテントの反対側は、
- ポールを使って跳ね上げたり
- ガイロープで引っ張って地面から浮かせたり
すると乾きやすいです。
石油ストーブなどの暖房器具を使用する
濡れているテントを早く乾かすために石油ストーブなどの暖房器具を使うのもおすすめです。
テントの内側から乾かして時短
冬キャンプの早朝はかなり寒いのでストーブを使うケースが多いと思います。
太陽が出てきて幕内が暖かくなってきても、あえてストーブをつけたままにしてテントを乾かすのも1つです。
- テント内での火器使用はメーカー推奨行為ではありません(原則禁止)。
- 石油ストーブを使用するときは一酸化炭素中毒に注意が必要です。
- こまめな換気を心がけてください(一酸化炭素チェッカーは必須)。
テントが乾かなかったときの最終手段
テントが乾かなかったときの最終手段は、
- 大きな公園
- 河川敷
にテントを干しに行くです。
テントを干すときは張らずにブルーシートなどを敷いて地面にそのまま置くのがおすすめです。
濡れたテントをしっかり拭くと早く乾きやすい
テントを早く乾かすコツと簡単な対策は次のとおりです。
- 日当たりが良い場所にテントを設営する
- 濡れているテントをしっかり拭く
- 撤収時にストーブなどの暖房器具を使う
濡れたテントをそのままにしておくのはよくありません。
濡れたテントをそのまま収納するのは絶対にNG。
最悪のケースだとテントがカビてしまうこともあります…。
自宅に帰ってからテントを干して乾かすのも結構面倒くさいですから、キャンプ場で乾かしてしまうのがベスト。
マイクロファイバーぞうきんは吸水性が良くて、絞って何度でも使えるので便利です。
\写真でイメージ/